虫めづる姫君 堤中納言物語 作者未詳/著 蜂飼耳/訳 風流な貴公子の失敗談「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに夢中になるのは虫ばかりの姫「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。蟲愛づる姫君 この姫君のことを聞きて、「さりとも、これには怖ぢなむ」 とて、帶の端の、いとをかしげなるに、蛇の形をいみじく似せて、動くべきさまなどしつけて、鱗だちたる懸袋に入れて、結び附けたる文を見れば、 (文の現代語訳 虫めづる姫君イラスト 先生 『堤中納言物語』は平安時代後期に書かれた短編物語集です。 作者不詳。 短編で楽しいお話がたくさん入っています。 「風の谷のナウシカ」はこの「虫めづる姫君」のお話からヒントを得たそうですよ。 おはなしを
古典 堤中納言物語 虫めづる姫君 高校生 古文のノート Clearnote